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知っておきたい「構造」の基礎知識
1.鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造とは? |
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広告やパンフレットの「物件概要」のところを見ると、構造、規模として「鉄筋コンクリート造○階建て」「鉄骨鉄筋コンクリート造○階建て」などと書かれています。ここでは自分の住む建物がどのような構造なのか知っておくために、基本的な言葉を解説してみました。
【鉄筋コンクリート造】
マンションの建物本体が、どんな材料でつくられているかによって、構造の呼び方が違います。鉄筋コンクリート造はその名のとおり、柱や梁、床や壁が、鉄筋とコンクリートを組み合わせてつくられているという意味です。この鉄筋コンクリート造のことをRC造(アールシーぞう・Reinforced Concrete)ということもあります。
建物をつくるときは、設計のとおりに鉄筋を縦横、立体的な形や格子のように組んで、そのまわりに隙間なくコンクリートを流し込んでいきます。鉄筋コンクリート造のマンションの高さは幅広く、7、8階建くらいまでのマンションの多くがこの構造ですが、これ以上の高さでも建てられています。
少し詳しい解説
★材料の性質を組み合わせて
建物にかかる力はとても大きいものですが、鉄筋は引っ張られる力が働いたときに、またコンクリートは圧力を受けたときに、こうした力に耐える性質をもっています。この2つの性質が補いあって建物を支えることができるよう、建築士が設計を行っているのです。
★ラーメン構造って何?
鉄筋コンクリートの建物は、どういう仕組みで、自分自身の重さを支えたり、風の力や地震に耐えるかが考えられており、その仕組みにはいろいろな形式があります。ラーメン構造はその形式の一つで、経済的でもあり一番多く採用されています。
ラーメン構造は、太い柱と梁で建物本体を支える骨組をつくり、建物全体がバランスよく強さを発揮するように、壁や床を配置するのが基本です。そのため、室内には柱や梁が出っ張ることになるのがデメリット。最近はアウトフレームといって、この出っ張りを室外に出す構造を採用しているマンションもあります。
★壁式構造は壁で支える
壁式構造という形式もあります。柱や梁はなく、そのかわりに壁で建物に働く力を支える仕組みです。コンクリートの箱だと思えばよいでしょう。そのため、耐震性は高いのですが、壁の厚さや壁の面積がラーメン構造よりもたくさん必要になります。柱や梁がないので、室内はすっきりしているのがメリットですが、窓が小さいとか住戸の中にもコンクリートの壁があるといったデメリットが出てきます。その場合、コンクリート壁は勝手に壊したりできないので、リフォームには限界があるといえるでしょう。また、建てられるのは5階建以下の建物に限られています。
【鉄骨鉄筋コンクリート造】
鉄骨鉄筋コンクリート造は、鉄筋コンクリート造にさらに鉄骨を加えてつくられています。工事現場で建物の骨組を見かけることがありますが、それが鉄骨です。柱や梁の中心に鉄骨を入れて、その周りに鉄筋を組み、コンクリートを流し込んでつくられます。名前が長いので、SRC造(エスアールシーぞう・Steel Framed Reinforced Concrete)と呼ぶことも多いようです。10階前後からSRC造にしている場合があり、鉄骨がもっているねばり強さなどの性質から、高層になるほど採用されることが多くなります。超高層もこの構造です。構造形式はラーメン構造が採用されます。
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